牡鹿後援会

キャロラインは英国人女性で東京に1996年から2011年まで在住し、自身の出版事業を経営していました。2011年3月の東日本大震災後、英国 各地の学校を6週間にわたって回り、自分がこよなく愛した日本の良さを写真を見せながら講演しました。生徒や保護者は被災者のために、歯ブラシ、ソック ス、生理用品などを持ち寄ってくれました。キャロラインはそれらをバージン・アトランティック航空の支援で成田まで空輸し、成田からはトラックを借り、 キャロライン自身が2011年5月に牡鹿に届け、避難所や災害を受けた自分たちの家で不自由な暮らしをしていた人たちに配りました。牡鹿が大好きになった キャロラインは牡鹿の人たちを支援する決意を固め、英国での講演会を続けました。2012年1月には1か月大原で過ごしました。

キャロライ ンはこの6年間で9回も牡鹿を訪ね、その度1ヶ月程度滞在しています。日本に居る間は東京で講演し、寄付を集め、英国でも寄付や支援を募り続けました。こ れまでに集まった寄付金は2550万円で、その寄付金を使い牡鹿で以下でご覧になるような支援をしてきました。

牡鹿全域

  • 2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年に入学する中学生のための制服や文房具
  • 漁業に従事している人の作業服 (今までに137人分)
  • 中学生のための2年分の教育ソフトウエア使用許可料
  • 被災者家族のために東京でホームステイをし、ディズニーランドへいく家族旅行
  • 牡鹿住民のための無料品も扱う店の開設

鹿

  • 園芸用具

小網倉

  • 園芸用具保管庫
  • 台所用品(住民の1人)
  • 神社の階段と壁の修理
  • 神社の鳥居の修理と組立て

谷川

  • 漁業用具

大原浜

  • 鐘つき堂を新しく建設
  • 三熊野神社(大原浜)の神殿建設
  • 図書館の建設と本を寄付
  • バス乗り場を新しく建設
  • 布団20セット
  • 子供の遊び場
  • 桜の若木
  • お神輿カバー
  • 祭りテントとバーベキューセット
  • 祭りの神輿を担ぐ人の衣服
  • 漁業に必要な用具

小渕

  • 建材
  • 漁業従事者のための台所と食卓など

鮎川

  • 子供の遊び場

網地島

  • 多目的広場の建設
  • ピザ釜の寄贈
  • 子ども公園の設置
  • ドッグラン公園の設置
  • 養蜂場の建設
  • ファーマーズマーケット(直売所)とコミュニティーキッチン(民家を活用)

キャ ロラインは牡鹿の人たちと、ボランティアと言うより、友達という特別な関係を築きました。していることに対しては何の報酬も受けないばかりか、費用は全部 自分が負担しています。英国ではコッツウォルズに住んでいて、自ら栽培したピクルスを販売しています。日本への旅費は勿論自分で負担しています。このよう に牡鹿の支援をしているキャロラインに賛同する人たちの輪は世界中に広がっています。

2014年12月には、キャロラインの牡鹿の人たちへ の支援が認められ、日英協会を代表して三笠宮彬子さまから褒章を授与されました。そして、2015年にウイリアム王子が訪日した際に、英国大使館からキャ ロラインは依頼を受け、女川を訪問していた王子と牡鹿の住民達が会えるよう計らいました。これは皆にとって、とても励みとなる機会でした。